Pontely(ポンテリー)の犬用遺伝子検査キットのラインナップをご紹介します。
Pontely(ポンテリー)とは、株式会社Pontelyが提供するペット用遺伝子検査キットのシリーズです。
ポンテリーでは犬用・猫用遺伝子検査キットの2種類を提供しており、犬用の検査キットには遺伝性疾患のリスク1項目を調べられる「Starter Plan」と、3項目を調べられる「Health Plan」の2つがあります。
本記事では、ポンテリーの犬用遺伝子検査の概要や、使い方・検査の流れや、購入前の注意点をご紹介します。
▼猫用遺伝子検査キットはこちらの記事で紹介しています

Pontely(ポンテリー)とは?
(出典:Pontely公式サイト)
Pontely(ポンテリー)とは、株式会社Pontelyが提供するペット用遺伝子検査キットのシリーズです。
同社は、個人に向けた遺伝子検査サービスと、ペットショップやブリーダーを対象にして遺伝子検査サービスの2種類を展開しています。
個人向けの遺伝子検査サービスでは犬、または猫の遺伝性疾患リスクを1種類〜3種類調べることができます。遺伝子の検査は動物医療の調査・研究を行う機関「アニコム先進医療研究所株式会社」に委託しています。
なお公式サイトのサービス紹介ページによると、ペットの性格や毛並みを解析できる検査キットも順次追加を予定しているとのことです。
ポンテリーの犬用遺伝子検査キット
この項目では、ポンテリーの犬用遺伝子検査キットの種類をご紹介します。
Starter Plan
公式価格 | 5,000円(税抜) |
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検査内容 | 1項目(詳細はこちら![]() |
他社の類似商品 | 「DNAファクター 遺伝性疾患遺伝子検査キット」 |
「Starter Plan」は、1種類の遺伝子性疾患のリスクを検査できるキットです。
検査できる遺伝子性疾患は犬種によっても異なるので、後ほどご紹介する「購入前に確認するポイント」の手順をもとに、どの疾患を検査できるか確認しておきましょう。
Health Plan
公式価格 | 14,000円(税抜) |
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検査内容 | 3項目(詳細はこちら![]() |
他社の類似商品 | 「DNAファクター 遺伝性疾患遺伝子検査キット」 |
Health Planは、ポンテリー社が獣医師と相談の上選定した、おすすめの遺伝性疾患3つを検査できるプランです。
HealthPlanで検査できる遺伝子性疾患は犬種ごとに異なり、例えば柴犬の場合は「GM1ガングリオシドーシス」「進行性網膜委縮症」「変性性脊髄症」、ジャーマン・シェパードの場合は「変性性脊髄症」「高尿酸尿症」「進行性網膜委縮症」の3つが検査項目に含まれます。
どの犬種にどんな検査項目が当てられているかは、後ほどご紹介する「購入前に確認するポイント」で記載の手順で確認しておきましょう。
検査の流れ
ポンテリーの遺伝子検査では、ペットの口腔粘膜を試料にして検査を行います。なお、検査結果は試料の到着からおよそ2週間後に閲覧できるようになります。
この項目では、ポンテリーを使った犬の遺伝子検査の流れをご紹介します。
検査に申し込む
ポンテリーの公式サイトから、検査への申し込みを行います。申し込みを行うと、2営業日以内に遺伝子検査キットが発送されます。
ペットの粘膜を採取・返送する
ペットの口の中(頬の内側)を専用の綿棒でこすって粘膜を採取し、返信用封筒で採取したサンプルを返送します。
返送されたサンプルは、動物医療を専門に調査・研究を行う機関「アニコム先進医療研究所株式会社」で検査されます。
約2週間後に結果が届く
検査キットの到着から約2週間後を目安に、ポンテリーの会員ページにて検査結果が閲覧できるようになります。
検査結果では下記のマイページ表示例のように、検査した遺伝性疾患の概要や、遺伝的な疾患リスクの高さ、予防と対策方法が記載されます。

(出典:ポンテリー公式サイト)
また、ポンテリーの遺伝子検査では検査結果のほかに「検査結果証」も発行しており、こちらは郵送で送付されます。
検査結果証に印刷されているQRコードを使用すると、スマホなどからいつでも検査結果を確認できます。
購入前に確認したいポイント
ポンテリーの犬用遺伝子検査キットでは、犬種によって検査できる遺伝性疾患の項目が割り振られています。
この項目では、ポンテリーで犬の遺伝子検査を申し込む前に確認したい「犬種ごとの検査対象となる項目の調べ方」をご紹介します。
犬種によって検査できる遺伝性疾患が異なる
前項で触れたように、ポンテリーの犬用遺伝子検査キットでは犬種によって検査できる遺伝性疾患の項目が異なります。
検査項目が1つの「Starter Plan」を柴犬に買う場合は、柴犬のあいだで稀にみられる精神疾患「GM1ガングリオシドーシス」を検査することになります。いっぽう、ジャーマン・シェパードの場合は脊髄の病気「変性性脊髄症」がStarter Planの検査対象とされています。
このように犬種によって検査対象となる項目が異なるため、購入を検討する場合は以下の手順でどの遺伝性疾患が検査対象になるかを確認してみましょう。
次の項目では、検査対象となる遺伝性疾患の調べ方をご紹介します。
公式サイトの右下にある [遺伝子検査を申し込む] をクリック

ポンテリー公式サイトの右下に表示される、 [遺伝子検査を申込む] をクリックしてください。
画面をスクロールし、 [犬種を検索] をクリック
[遺伝子検査を申込む] をクリックすると表示される画面を下にスクロールして、 [犬種を検索] をクリックしてください。

検索バーに犬種を入力する
[犬種を検索] をクリックすると検索バーが表示されます。
検索バーに犬種名を入力すると、画面上に犬種の候補が表示されます。候補の中から当てはまる犬種を選んでください。

犬種を選択し終えると、検査できる遺伝性疾患のリストが表示されます。

なお、発症報告が少ないなどの理由で「Health Plan」が表示されない犬種もごく一部あります。その場合、2項目のみの検査を9,800円で利用できます。
検査したい項目が含まれていなかった場合は?
検査に含まれる遺伝性疾患は獣医師の監修のもとに選定されていますが、万が一検査したかった項目が見当たらなかった場合は、ポンテリー社のコンタクトで問い合わせてみましょう。
安く購入するには?
2020年5月現在、ポンテリーは犬の遺伝子検査「Health Plan」のみをアマゾンに出品しています。
楽天など他のECサイトでの出品は行われていないため、ポンテリーの遺伝子検査キットを購入するには基本的に公式サイトを利用することになるでしょう。
またポンテリーでは、2019年4月に「遺伝子検査サービス開始キャンペーン」を実施していたことが確認されています。
ECサイトではほとんど流通していない製品である上、今後も公式サイトで割引キャンペーンが実施される可能性が見込めますので、ポンテリーの購入時は公式サイトを利用しましょう。
まとめ
犬の遺伝子検査キット「Pontely(ポンテリー)」は、犬の遺伝性疾患のリスクを1項目~3項目調べられる製品です。
検査の流れは、犬の口腔内にある粘膜を採取する方式。試料の到着から約2週間ほどで結果が通知されます。
もしペットに遺伝的リスクの高い疾患があったとしても、検査結果にある予防策を参考に環境を変えるなどの努力を加えることで、疾患リスクの低減につながるでしょう。
大事なペットの健康管理に、ポンテラリーの遺伝子検査キットが役に立つはずです。
おすすめ遺伝子検査キットベスト3
GeneLife Genesis2.0 | MYCODE ヘルスケア |
Euglena ユーグレナ・マイヘルス |
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商品画像 | ![]() |
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特徴 |
疾患リスク・体質・能力・ハプログループなど約360項目以上を検査可能。
「情報処理速度」「記憶力」など能力の傾向も調べられることが特徴。
どんな検査目的にもおすすめ。
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疾患リスク・体質など280項目を調べられる遺伝子検査キット。
「アルツハイマー病」「脳血管性認知症」など脳疾患系の項目を調べられることが特徴。
老後の生活設計に役立てたい方におすすめ。
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疾患リスクや体質、性格など300項目以上を調べられる遺伝子検査キット。
「経済・政治の関心」「忍耐力」「好奇心」など性格の傾向も調べられる。
性格の遺伝的傾向も知りたい方におすすめ。
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公式価格 (税抜) |
29,800円 | 29,800円 | 14,800円 |
検査項目 | 約360項目 | 280項目 | 300項目以上 |
検査内容 | 疾患リスク・体質・能力・ハプログループなど (詳しくはこちら) |
疾患リスク・体質など (詳しくはこちら) |
疾患リスク・体質・能力・性格など (詳しくはこちら |
Amazon | 価格を確認 | 価格を確認 | 価格を確認 |
楽天 | 価格を確認 |
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取り扱いなし |
公式サイト | GeneLife | MYCODE |
ユーグレナ・マイヘルス |